今日は、脊柱管狭窄症の患者さんのお話です。
この方は、スポーツの大好きな方で、退職後も色々と楽しまれていたのですが、腰部脊柱管狭窄症になり、50メートルほど歩くと痛みが激しくなって歩けなくなり、休んでまた歩くという症状(間欠性跛行)で、来院されました。
歩かないと、寝たきりになるのではないかと痛みやしびれをこらえながら、歩かれこじらせてしまったのです。
痛みやしびれがあるというのは、病的な状態なので、体を休ませてあげないと悪化してします。もちろん、適度な運動は必要なのですが、病的な状態の時は逆効果です。日常の動きも大変になってしまいます。
しばらく、散歩もスポーツも休んでいただくようにおはなしすると、
「色々とできる日が来るのだろうか」と言われ、何だか寂しそうでした。
が・・・
9回目に来院された時に、「普通に歩けるようになった。もう休まずに歩ける!」と、嬉しそうな元気のよい弾んだ声でおっしゃられました。
お元気になられて良かったです。でも、まだまだ気を付けてくださいね!(^O^)