今日は、五十肩で来院されていらっしゃる患者さんのお話です。
男性の方で、色々と治療はされていたようですが、1年近く五十肩で苦しんでおられました。
初めて、来院された時に 「こちらで、治してください」と言われました。
右腕を動かすのに体ごと動かさないと動かせず、かなり生活に不自由をされていらっしゃいました。 凍ったように肩が固まって、腕が上がらず、回らない「凍結肩」の状態です。
以前、腕が上がらなくなり、労災で障害認定を受けた方が、自由に動かせるようになり大変喜ばれた事を思い出しました。(実は、この方は、他の症状で来られていたのですが・・・)
超音波エコーで確認すると、かなりファシアの重積が分厚つく激しかったのです。
その後、治療に治療を重ね少しづつ改善されてはいったのですが、なかなかなので途中で諦められるのではと思ったりもしました。しかし、「こちらの治療にかけます」とおっしゃり、来院を続けられました。
そうこうしているうち、ある時を境に、ぐんぐんと良くなっていかれました。こじらせた症状でしたので、なかなか一気には良くならなかったのですが、治療は、積み重ねですね。左と変わらぬ位に右肩が動くようになり、生活にも支障がなくなりました。
そして、今日です。
「こんな日が来るなんて・・・」と、すごく喜んでいらっしゃいました。
その言葉を聞いた私も、すごく嬉しくて、心がほっかり暖かくなりました。
本当によかったです!