今日は、頭痛の患者さんのお話です。
その方は、女性の方で、頭痛の激しい時には、嘔吐したり、寝込んでしまうほどだったそうです。頭痛薬も効かない事もあり、辛そうでした。
初めて来院された時、「針は怖いけど良くなるのであればと、思い切って来ました」と、おっしゃっていました。
頭痛も、筋緊張型頭痛(筋肉が固くなり血管や神経を締め付けて起こる頭痛)と、片頭痛(血管が広がり脈打つような拍動性の頭痛)どちらも起こることがありました。月経前は特に激しかったり、冷えのぼせ(上実下虚)の症状もあり、ストレスもかなり多く、夜もぐっすり眠れないとの事でした。
初めての鍼灸治療は、「しっかり鍼灸」で、首・肩こりからくる頭痛治療に加え、ホルモン・自律神経の調節などを 全身的に一番細い針を使用し、軽い刺激で行いました。
2回目に来られた時に、「久しぶりにぐっすり眠れたし、頭痛も楽だった。早く来ればよかった!」とおっしゃり、もう、怖さもあまりなさそうでした。
その後、首肩が凝ってくると頭痛になるので、定期的に来院され、最近では、頭痛薬もほとんど飲まなくて大丈夫になったそうです。
治療が終わった後、帰りに
「気持ちよかったです。すっきりしました!!」
と、お風呂上がりのようなさっぱりとしたさわやかな笑顔でおっしゃってくださいます(^O^)
お元気になられて、本当に良かったです!