今日は、坐骨神経痛のお話です。
この方は、来院される1ヶ月前にぎっくりお尻になったそうです。お尻の痛みが楽になってきた頃から、足の方に痛みや痺れ、だるさが出てきて、トイレに立っているのもきつく、動き始めや歩くのが痛い。寝返りも出来ないとおっしゃっていました。歩くとだんだん痛みが激しくなり休むと楽になると言う間欠性跛行(脊柱管狭窄症の症状)も出ていました。整形のレントゲンでは、少しヘルニアが出ていて腰の方が悪いと言われたそうです。数年前も、膝の痛みで腰のMRIを撮ってもらった時に腰がすごく悪いので、腰の症状が出たら連絡するようにとも言われていたとおっしゃっていました。
当院に来院されたのは、昔からの友人(当院の会員の方)に「あそこへ行ったら治るっちゃがー。俺も治ったんじゃから・・・」と言われたからだそうです。
1回目の治療。この方は鍼は初めてでしたが、超音波エコーを使用し、疼痛閾値(痛みを感じる最低点)が高くなっていたので(鍼の刺激をあまり感じない状態)、全体の刺激も中くらいで行いました。
2回目来院時、少しづつ良くなっているような感じ。との事。
4回目来院時、全体の症状は10→7 じっとしていれば痛くないとの事。
7回目来院時、10→3 疼痛閾値も戻ってきたようで、針の刺激も感じるようになってきた為、軽い刺激に変更。
10回目来院時、 調子良い。歯磨きでふくらはぎが痛くなる程度で、動き出すと治まるとの事。
それからしばらくして、お電話で、
「歩けなくなるかと思ったけど、すっごく調子良い! また、調子が悪くなったら伺いますわ~!!」
と、嬉しそうにおっしゃっていました。
でも、腰は凄く悪いと言われているので無理はしないように気を付けてくださいね!
お元気になられて、本当に良かったです ♪ (^^)v